23) 敷地の中央には基底部の周囲約433メートル、高さ約99メートルの巨大な仏塔が聳え立っています。 仏塔を囲むどの位置、角度から見ても、全く同一の円錐形のフォルムです。8000枚を超える金箔や金製の板で覆われたドームは、 日中には熱帯の灼熱の陽光を浴びて眩しく神々しく輝きます。また夜にはライトアップされ幻想的な雰囲気を漂わせます。
緩やかな曲線を描きながら円周を狭める塔の先には、天に昇るかのような尖塔が青空に向かってまっすぐに伸びています。 塔の最頂部には76カラットの巨大なダイヤモンドが輝き、その他にも5000個を超えるダイヤモンド、1000個を超えるルビー、 ヒスイなどの宝石が鏤められています。その全てがミャンマーの人々の寄進によるもので、この国の人々の信仰の深さを裏づけているかのようです。

塔頂部のクローズアップです。